広島のローテーションの一角で2021年には最多勝投手となった九里亜蓮投手の2022年シーズンの球速を可視化してレポートします。
球種別球速・投球比率・被打率
球種 | 最高 | 平均 |
ストレート | 148 | 142.3 |
シュート | 146 | 141.3 |
カットボール | 141 | 134.4 |
ツーシーム | 136 | 130.2 |
チェンジアップ | 135 | 129.0 |
スライダー | 131 | 124.9 |
シンカー | 128 | 123.5 |
カーブ | 125 | 115.4 |
フォーク | 未計測 | 未計測 |

球種:9種類 ※フォークは1球のみ投球で球速未計測。シンカーも2球のみのため実質的には7種。
ツーシームはいわゆる”亜細亜大ツーシーム”でスプリットに近い沈むボール。
シュートは右打者にくい込む横変化のボールで一般的なツーシームのイメージに近い。
投球の主体となるストレートは被打率が低く抑えられているが、変化球の被打率が軒並み高い。
特にシュートの被打率が4割を超えている為、優先的に改善が必要。
あわせて読みたい


2022│プロ野球先発投手│ストレート平均球速ランキング
2022年のプロ野球(NPB)先発投手(先発で100イニング以上:47名)の平均球速ランキングをお届けします。投手名をクリック頂く事で詳細記事をご覧いただけます。 【ストレ…
登板日別平均球速(ストレート)と防御率推移

平均球速/登板 | 試合数 | 防御率 |
142.6km/h未満 | 13 | 2.77 |
142.6km/h以上 | 13 | 3.97 |
5月以降、登板日毎の調子の波が大きくなっている。
球速が低い試合のほうが防御率は低い傾向。
イニング別球速(ストレート)

1~2回は平均143㎞/台、3~4回は142㎞/台、5~6回は141㎞/台と徐々に低下する傾向。
コメント