阪神のエース、青柳晃洋投手の2022年シーズンの球速・球種・投球チャートを可視化しました。
詳細投球内容
球種別球速(全登板)
球種 | 最高 | 平均 |
ストレート | 147 | 143.2 |
ツーシーム | 147 | 141.7 |
カットボール | 138 | 132.1 |
シンカー | 134 | 128.5 |
スライダー | 131 | 123.5 |
カーブ | 113 | 109.3 |

球種:6種類
球速帯:5種類
(①ストレートとツーシーム②カットボール③シンカー④スライダー⑤カーブ)
6球種を様々な方向に変化させつつ緩急をつける事でタイミングを外し芯に当てる事を困難にしている。
ストレート:速くて浮き上がる
ツーシーム:速くて外側に逃げながら落ちる
カットボール:速めで内側にくい込む
シンカー:遅めで外側に逃げながら落ちる
スライダー:遅めで内側にくい込む
カーブ:かなり遅めで内側にくい込む
※左打者前提で記述
投球フォームにも緩急をつける事で打者のタイミングをずらす工夫をしている。
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登板日別球速(ツーシーム)

球速はオールスター後も安定しており、低下傾向は認められない。
投球チャート・被打率

最大の武器であるツーシームはストライクゾーン率が60%を超えている。
左打者の外角中心にストライクゾーンで勝負できており、甘い球も少なくないが被打率は低い。
独自のクオータースローから最高147km/をマークし鋭く変化するボール自体の質の高さ・芯に当てる事の難しさが伺える。
ストレートは左打者の内角中心に制球しており、ツーシームとの対角線のコンビネーションが効いている。
被打率は特別高くはないが、持ち球の中では最も打たれている。
スライダーは被打率1割台。左打者へのバックドアスライダーは秀逸。
カットボールは前半戦では効果的だったが後半になり抜ける球が多くなっている
シンカーは低め率80%と非常に制球が良くボール球を振らす事が出来ており被打率も低い。
カーブは1試合あたり1~2球程度。
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