2年連続での投手5冠+沢村賞に輝いたオリックスの山本由伸投手の2022年シーズンの投球内容を分析・可視化しました。
詳細投球内容
球種別球速・投球比率
球種 | 最高 | 平均 |
ストレート | 159 | 151.8 |
シュート | 155 | 150.0 |
カットボール | 153 | 146.4 |
フォーク | 152 | 144.4 |
スライダー | 143 | 137.2 |
カーブ | 131 | 123.7 |

球種:6種類
球速帯:4種類
①ストレート&シュート②カットボール&フォーク③スライダー④カーブ
4球種でMAX150km/hを超えているのは異次元。特にフォークの球速は佐々木朗希投手と双璧。
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登板日別球速(ストレート)

4月~9月まで球速は安定。
7月9日のほっともっと神戸ではMAX159km/h、平均155km/hと今季の中で図抜けた数字であったが、同球場では加藤貴之投手も通常より高めの数値が出ている事を付け加えておきたい。
投球チャート・被打率

ストレートは真ん中高さの比率が30%を超えており、もう少し高低に振り分けたいところ。
内外角への制球は良いが、シュート回転して中に入った球を痛打されているケースが散見される。
フォークは低め率が約79%と低めに集める事が出来ており、被打率が低い。
カーブは切れ・落差とも抜群でカウント球だけでなく決め球に使う事も多く、持ち球の中で被打率は最も低い。
8月以降、カットボールが抜けて打たれるケースが増加し被打率が高くなっている。
ノーヒットノーラン達成試合 投球内容・動画
2022年第12戦|6月18日 西武|ノーヒットノーラン!
登板成績
スクロールできます
勝敗 | 投球回 | 投球数 | 被安打 | 奪三振 | 与四球 | 失点 | 自責点 | QS | HQS |
勝 | 9 | 102 | 0 | 9 | 1 | 0 | 0 | 〇 | 〇 |
YouTubeハイライト動画
投球詳細

ストレートの球速は150km/h未満が1球のみ、且つ尻上りに上がっていく傾向でスタミナも十分。
最終回に森友哉選手を三振にとったボールはMAX155km/hを記録。コース・切れともに完璧だった。
※動画の2分50秒~

ストレートは真中高さの比率が低く、高低への投げ分けと高めのボール球を振らす事が出来ていた。
フォーク、カーブともに低めに制球し、低めのボール球を振らす事が出来ていた。
カットボールは右打者の外側に精度良く制球出来ていた。
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