HR/9とは
Home Runs per 9の略で被本塁打率のこと。
1試合(9イニング)あたり何本ホームランを打たれたかを指す。
(被本塁打数 / 投球回数)× 9で求められ、0.8以下であれば優秀で、リーグ上位に位置する事が多い。
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シーズンHR/9(被本塁打率) 歴代ベスト30


2シーズン制以降かつ規定投球回数以上におけるシーズンHR/9の歴代ベスト30です。
歴代最高は1956年シーズンの稲尾和久投手で0.0686。
0.1を切っているのは稲尾和久投手のみで断トツ1位の記録です。
1950年代が多い中、2012年にブライアン・ウルフ投手が0.1208で2位となっています。
もちろん本人の実力によるところが大きいと思いますが、2011~2012年まで飛ばないボール(統一球)が使われていた事や本塁打の出にくい札幌ドームが本拠地だったことも影響していそうです。
年度別 最優秀HR/9(被本塁打率)


2リーグ制以降かつ規定投球回数以上における年度別でHR/9 1位となった投手の一覧です。
他の指標と比較して外国人投手の割合が大きくなっています。
外国人に多いシンカー系の沈むボールを低めに集める投球が長打抑制には有効と言えるのかもしれません
通算HR/9(被本塁打率) 歴代ベスト30(投球回数2000以上)

投球回数2,000以上の投手におけるHR/9の歴代ランキングです。
飛ばないボールを使っていた1リーグ制の1940年代に活躍した投手が上位に軒並みランクインしています。
2022年時点での現役投手では金子千尋投手が0.706で33位にランクインしています。
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