WHIPとは
Walks plus Hits per Inning Pitched の略で1イニングあたり何人の走者を出したかを表す指標。
(被安打数+与四球数)÷ 投球回数で求められる。 ※与死球は含まない
1.2未満であれば一流、1.0未満であれば超一流の投手とされる。
読み方・・・ウィップ
【最終更新】2023年シーズン終了時点
シーズンWHIP 歴代ベスト30
2シーズン制以降かつ規定投球回数以上におけるシーズンWHIPの歴代ベスト30です。
2023年シーズンでは村上頌樹 投手が64年振りの歴代1位更新となる0.7413を記録しました。
その他の現役ではダルビッシュ有投手(7位と8位)山本由伸投手(12位)、菅野智之投手(16位)、大野雄大投手(23位)、田中将大投手(28位)、とそうそうたる顔ぶれがランクインしています。
各年代別のランクイン回数です。
1950年代から70年代で21回と集中してランクインしており、1971年から2006年までは1982年の江川卓投手以外は一人もランクインしていません。
ボールの材質や打撃技術の進化などが影響していると思われますが2000年代後半移行、ダルビッシュ有投手や田中将大投手などのMLBでもエース級として活躍する投手がランクインするようになり、近年WHIPが注目されるようになっています。
年度別 最優秀WHIP
2リーグ制以降かつ規定投球回数以上における年度別でWHIP 1位となった投手の一覧です。
上原浩治投手とダルビッシュ有投手(5年連続)が最多の5度の1位を達成しています。
稲尾和久投手、村山実投手といったレジェンドに加え郭泰源投手が4度の1位を達成しています。
通算WHIP 歴代ベスト30 投球回数2000以上
投球回数2000以上の投手の通算WHIPのランキングです。
投高打低の1950年代以前の選手が上位に並ぶ中、現役では岸孝之投手が唯一ランクインしています。