MLB/プロ野球(NPB)で活躍するトップ先発投手6人(ダルビッシュ有、大谷翔平、田中将大、千賀滉大、山本由伸、佐々木朗希)の2022年シーズンの球速を比較します。
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ストレート(4シーム)球速・被打率比較
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順位 | 名前(詳細リンク) | 平均球速 | 最高球速 | 100mph以上 | 被打率 |
1 | 佐々木朗希 | 158.3km/h | 164km/h | 180球 | .228 |
2 | 大谷翔平 | 156.5km/h | 163km/h | 42球 | .281 |
3 | 千賀滉大 | 154.4km/h | 164km/h | 3球 | .262 |
4 | ダルビッシュ有 | 152.8km/h | 158km/h | 無し | .170 |
5 | 山本由伸 | 151.8km/h | 159km/h | 無し | .230 |
6 | 田中将大 | 147.2km/h | 154km/h | 無し | .243 |
- 佐々木朗希│平均球速、161km/h以上の投球数ともに断トツ1位。平均100MPH以上も1試合達成。
- 大谷翔平│TJ手術前の球速まで回復。被打率は高く投球比率低下の要因の一つになっているかもしれない。
- 千賀滉大│最高164km/hは佐々木朗希と並んで最速。MLB挑戦にあたってはやや高めの被打率を懸念。
- ダルビッシュ有│回転数が多く質の高い球質により被打率が1割台と非常に低い。加齢による球速低下も認められない。
- 山本由伸│ダルビッシュ有投手と球速帯が似通っている。投球数が多い割には被打率は低め。
- 田中将大│球速で勝負するタイプではないが、MLB時代と比較し1km/h以上低下しているのは気がかり。
2022│プロ野球先発投手│ストレート平均球速ランキング
2022年のプロ野球(NPB)先発投手(先発で100イニング以上:47名)の平均球速ランキングをお届けします。投手名をクリック頂く事で詳細記事をご覧いただけます。 【ストレ…
ストレート(4シーム) イニング別球速比較
ダルビッシュ有
大谷翔平
田中将大
千賀滉大
山本由伸
佐々木朗希
MLBを経験した3人(ダルビッシュ、田中、大谷)は初回からイニングを追う毎に球速が上昇しておりギアチェンジの余力を残して投球している。
一方で千賀滉大、山本由伸、佐々木朗希の3投手は初回が最も速くイニングを追う毎に徐々に低下する傾向がある。特に千賀投手は球速低下が顕著。
フォーク(スプリット)球速・被打率比較
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順位 | 名前 | 平均球速 | 最高球速 | 150km/h以上 | 被打率 |
1 | 山本由伸 | 144.4km/h | 152km/h | 8球 | .151 |
2 | 大谷翔平 | 143.7km/h | 150km/h | 5球 | .125 |
3 | ダルビッシュ有 | 143.6km/h | 150km/h | 3球 | .138 |
4 | 佐々木朗希 | 143.4km/h | 150km/h | 無し | .112 |
5 | 田中将大 | 140.2km/h | 148km/h | 無し | .228 |
6 | 千賀滉大 | 136.5km/h | 146km/h | 無し | .125 |
- 山本由伸、大谷翔平、ダルビッシュ有、佐々木朗希の4投手は球速帯が非常に似通っており被打率も低い。
- 田中将大投手の球速はMLB時代(2016年は141.8km/h)と比較して低下しており被打率も2割を超えている。
- 千賀滉大投手は落差重視のためか唯一130km/h台。MLB挑戦にあたってはボールやマウンドの違いにアジャストして落差や制球を維持できるか注目される。