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K/BB|NPB歴代ランキング

K/BBとは
Strikeout to Walk ratio  の略で奪三振と与四球の比率のこと。
奪三振数÷与四球数で求められ、3.5以上で制球力と奪三振能力を兼ね備えた優秀な投手と言われる。

※Strikeout(三振)はKと略される
※BBは四球の英語名称の一つである Base on balls の略

【最終更新】2024年シーズン終了時点

目次(読みたい場所をタップ!)

シーズンK/BB 歴代ベスト30

順位選手名年度K/BB与四球奪三振
1C.ルイス20099.78919186
2杉浦忠19599.60035336
3工藤公康20009.25016148
4村上頌樹20239.13315137
5田中将大20118.92627241
6加藤貴之20228.9091198
7田中将大20128.89519169
8東克樹20238.86715133
9上原浩治20038.43523194
10成瀬善久20118.38918151
11江川卓19828.16724196
12マイコラス20178.13023187
13上原浩治20027.91323182
14秋山拓巳20177.68816123
15ダルビッシュ有20117.66736276
16上原浩治19997.45824179
17菅野智之20167.26926189
18今永翔太20237.25024174
19杉浦忠19607.20544317
20上原浩治20067.19021151
21菅野智之20246.93816111
22黒田博樹20066.85721144
23C.ルイス20086.77827183
24野口茂樹20016.67928187
25上原浩治20046.65223153
26土橋正幸19616.62245298
27上原浩治20056.59122145
28大野雄大20206.43523148
29小宮山悟19996.4001596
30川上憲伸20076.30423145

2シーズン制以降かつ規定投球回数以上におけるシーズンK/BBの歴代ベスト30です。

過去最高は2009年シーズンのコルビー・ルイス投手で9.79。
ルイス投手はMLB復帰の2010年以降に4度の二桁勝利を挙げています。

年度別 最優秀K/BB

年度セ・リーグK/BBパ・リーグK/BB
1950真田重男2.36野口二郎4.36
1951藤本英雄2.15柚木進3.06
1952大友工2.35柚木進3.71
1953大友工2.75米川泰夫3.00
1954大友工3.21西村貞朗3.28
1955杉下茂4.33武智文雄3.30
1956小山正明5.50植村義信4.35
1957小山正明5.43稲尾和久3.79
1958金田正一5.18稲尾和久4.39
1959村山実5.25杉浦忠9.60
1960小山正明4.33杉浦忠7.20
1961権藤博4.43土橋正幸6.62
1962村山実4.82土橋正幸5.83
1963金田正一3.46土橋正幸4.69
1964金田正一3.35足立光宏3.38
1965宮田征典5.80稲尾和久5.83
1966村山実3.98稲尾和久5.83
1967大石弥太郎4.36鈴木啓示5.29
1968安仁屋宗八4.31鈴木啓示3.47
1969村山実4.21小山正明4.39
1970鬼頭洋5.39木樽正明3.83
1971鬼頭洋5.10木樽正明3.73
1972江夏豊3.88金田留広2.97
1973安田猛4.28八木沢荘六2.72
1974安田猛3.71高橋直樹3.50
1975鈴木孝政4.68木原義隆3.35
1976鈴木孝政4.37柳田豊3.58
1977鈴木孝政3.74高橋直樹4.10
1978斉藤明雄2.42鈴木啓示4.24
1979北別府学3.97高橋直樹5.13
1980江川卓3.65高橋直樹3.58
1981江川卓5.82村田兆治2.80
1982江川卓8.17松沼博久4.22
1983遠藤一彦4.43鈴木啓示3.37
1984遠藤一彦3.47山内孝徳2.62
1985小松辰雄3.58柴田保光2.81
1986遠藤一彦5.97山内孝徳3.66
1987遠藤一彦4.28山沖之彦4.08
1988大野豊4.69阿波野秀幸3.55
1989槙原寛己4.27小野和義2.53
1990木田優夫3.57石井丈裕3.41
1991佐々岡真司3.09郭泰源3.60
1992北別府学3.61石井丈裕4.39
1993山本昌広4.40石井丈裕5.14
1994斎藤雅樹4.50野田浩司3.23
1995斎藤雅樹3.74郭泰源3.38
1996斎藤雅樹3.59伊良部秀輝2.83
1997槙原寛己3.19小宮山悟4.33
1998斎藤隆4.39小宮山悟4.67
1999上原浩治7.46小宮山悟6.40
2000工藤公康9.25黒木知宏2.79
2001野口茂樹6.68小倉恒4.92
2002上原浩治7.91J.パウエル4.44
2003上原浩治8.43松坂大輔3.41
2004上原浩治6.65岩隈久志4.10
2005上原浩治6.59杉内俊哉5.07
2006上原浩治7.19松坂大輔5.88
2007川上憲伸6.30武田勝5.94
2008C.ルイス6.78杉内俊哉5.92
2009C.ルイス9.79成瀬善久5.57
2010館山昌平4.67成瀬善久5.65
2011吉見一起5.22田中将大8.93
2012能見篤史4.65田中将大8.89
2013菅野智之4.19田中将大5.72
2014前田健太3.93則本昂大5.23
2015マイコラス4.65則本昂大4.48
2016菅野智之7.27石川歩4.73
2017マイコラス8.13岸孝之4.97
2018菅野智之5.41岸孝之5.48
2019大瀬良大地3.89美馬学4.67
2020大野雄大6.43山本由伸4.03
2021大野雄大4.54山本由伸5.15
2022今永昇太4.55加藤貴之8.91
2023村上頌樹9.13山本由伸6.04
2024菅野智之6.94加藤貴之6.06

2リーグ制以降かつ規定投球回数以上における年度別でK/BB 1位となった投手の一覧です。

上原浩治投手が5年連続を含む最多の6度の1位を達成しています。
NPB通算では6.64(奪三振:1400/四球:211 )MLB通算では7.33(奪三振:572/四球:78)を記録しており、「制球力と奪三振能力を高い次元で兼ね備えていたことがわかります。MLB時代にワールドシリーズ優勝を果たした2013年には11.22という驚異的な記録を残しています。

投手名1位獲得数
上原浩治6回
小山正明4回
村山実4回
遠藤一彦4回
稲尾和久4回
鈴木啓示4回
高橋直樹4回
菅野智之4回

通算K/BB 歴代ベスト30(投球回数2000以上)

順位選手名年度K/BB
1土橋正幸1955-19674.608
2杉浦忠1958-19704.293
3稲尾和久1956-19693.580
4村山実1959-19723.554
5杉内俊哉2002-20183.511
6岸孝之2007-3.505
7和田毅2003-3.347
8遠藤一彦1978-19923.321
9小山正明1953-19733.230
10江夏豊1967-19843.191
11金子千尋2005-20223.175
12佐々岡真司1990-20073.035
13高橋直樹1968-19862.941
14斎藤雅樹1983-20012.923
15黒田博樹1997-20162.899
16石川雅規2002-2.868
17三浦大輔1992-20162.813
18村田元一1957-19692.776
19槙原寛己1982-20012.731
20鈴木啓示1966-19852.718
21北別府学1976-19942.678
22山本昌1984-20152.667
23桑田真澄1986-20062.633
24足立光宏1959-19802.614
25小宮山悟1990-20092.594
26皆川睦男1954-19712.588
27渡辺秀武1963-19822.577
28安仁屋宗八1964-19812.539
29工藤公康1982-20102.535
30金田留広1969-19822.518

投球回数2,000以上の投手におけるK/BBの歴代ランキングです。

上原浩治投手はNPB通算投球回数1583回2/3のためランク外となっています。

現役では岸孝之投手が3.505で6位、和田毅投手が3.347で7位、石川雅則投手が2.868で16位にランクインしています。

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